治療後の注意

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治療後に気を付けていただくこと

・治療後は筋肉のゆるみや血液の流れがよくなっています。直後にはげしい運動をすることはお控えください。のぼせたり気分が悪くなることがあります。ゆっくりしていてください。

・治療後、血液の流れがよくなるとともに発汗や排尿が起こりやすくなります。水分をマメに十分飲むようにしてください。

・治療後すぐにお酒や入浴は控えてください。気分が悪くなる場合があります。

鍼灸治療後のだるさについて

鍼灸治療を受けた後に、時々「だるさ」を感じることがありますが、これは治療による体の反応であり、心配する必要はありません。以下の理由でだるさを感じることがあります。

1. 体がリラックスしている状態

鍼灸治療は、体の緊張をほぐし、血行を促進し、全身のバランスを整える効果があります。治療後、リラックス状態に移行することから、一時的にだるさを感じることがあります。これは、筋肉の緊張が解け、血流が良くなった結果、体が一時的にだるく感じるためです。

2. 体が治癒の過程に入っている

鍼灸は、体内の気(エネルギー)や血流を整えることによって、自然治癒力を高める作用があります。治療後、体がその治癒過程に入ると、疲労感やだるさを感じることがあります。これは、体が新たな状態に適応しようとする過程の一部で、通常は数時間から1日以内に回復します。

3. 血行促進と代謝の変化

鍼灸治療は、血液の循環を良くし、体内の老廃物を排出しやすくします。この過程で、普段使われていなかった筋肉や関節が活性化され、代謝が進むため、体に一時的な疲れやだるさを感じることがあります。これも一時的な反応であり、回復すると共に体が軽くなります。

4. 治療による排毒作用

鍼灸には、体内の毒素を排出する効果もあります。治療後にだるさを感じる場合、体がその排毒作用に反応していることがあります。この場合も、時間が経つと共にだるさは解消され、体が軽くなり、元気を取り戻します。


だるさが続く場合はどうするべきか

通常、治療後のだるさは数時間から1日以内に収まります。しかし、もしもだるさが長時間続く場合や、他の不調が感じられる場合には、以下の対応をおすすめします。

  1. 十分な休息を取る

    治療後は体が治癒に向けて働きかけているので、無理をせずに休むことが大切です。休息を取ることで体がリセットされ、だるさが和らぎます。

  2. 水分を十分に摂る

    治療後には水分を多めに摂取することで、体内の老廃物を早く排出し、だるさを軽減することができます。特に温かいお湯やお茶などがおすすめです。

  3. 軽い運動を取り入れる

    軽い散歩やストレッチなどで体を動かすと、血行が良くなり、だるさが和らぐことがあります。無理のない範囲で行いましょう。

  4. スタッフに相談する

    もしだるさが続く場合や気になることがあれば、治療院のスタッフに相談してください。症状に応じたアドバイスをします。


まとめ

鍼灸治療後の「だるさ」は、体が治療に反応している証拠です。通常は一時的なものであり、数時間から1日以内に回復します。もし長引いたり、気になる症状が続く場合は、無理せず休養を取ることをおすすめします。体調の変化を感じながら、無理なく治療を続けることで、徐々に効果が実感できるようになります。


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