暑さとお灸

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年々夏の暑さが厳しくなって、今年の夏本番はどうなるのか

うちでつくっている家庭菜園、暑さにも負けず頑張ってます インゲンマメのつるで少し日影ができているためトマトがちょうどいい温度になっているみたいです キュウリの苗は見事に枯れてしまいました 去年もダメだったけど今年もキュウリはダメでした

暑い時期にお灸 体が温まっているのにお灸は嫌だなと考える人が多いですが、今は1日中冷房をかけてないと命の危険がと言われています 昔と違い夏、いがいに冷やしていることが多いです 昔は寝ている時に冷房をつけて寝るなんてそうそうなかったですが、今は扇風機で窓を開けて寝るなんて考えられません

寝ている時の室内温度は23度から25度ぐらいが適温 日中でも冷房で同じぐらいの快適な室内にいて、暑いから運動もあまりできずにいると血液の流れが悪くなり筋肉がかたく凝ってしまいます 夏に足がつってしまったり、寝違いや首肩コリのかた多くいます 夏こそ温めましょう

どこを? おへその下を

おへその下はカラダ全体を温めるツボがあります おへその下、指三本分ぐらいの場所をずっと温めるのではなく2,3分ぐらい軽く温めてみてください 気持ちよくなり眠くなってきます 夏なのでずっとではなく2,3分ぐらいを1日に何回か好みで温めてください カラダのだるさもとれてきます

夏の名物である ほうろく灸は、昔からあるものです 頭の百会というツボに焼き物の皿を使い、大きなもぐさをのせて燃やします 熱中症予防にいいらしく 実際体験した鍼灸仲間からはとてもすっきりして帰り道さわやかだったと言っていました

効果のあるツボとは

カラダに多くあるツボの中で、今の症状に使えるツボと使えないツボがある。

有名な足三里というツボ、足が疲れたときに使いたいが触ってみても押さえてみても何の反応も示さない。鍼灸師の反応のいい指先に何も感じないツボは使ってもほとんど効き目がない。自分の感覚レベルがまだ足りないのかもしれないが、そんな時には、わかりやすく反応がでている近くのツボを探す。

くぼみがある。そのくぼみの中に小さなでっぱりが。このでっぱりの中心に鍼がうまく入れば。ということを考えながら一本一本大切に鍼を使っています。

実際、この場所を見つけ患者様に治療するとき、「つらいのちょうどそこ」と言われる方もいます。

電気鍼での治療はここちよい

トントントンとリズミカルに動くのがわかる電気鍼

硬くなったスネ、だるい腕など筋肉が原因の症状に使えます。

また背中のツボを刺激して食欲がない時などにも効果的

この前、機械の動作確認で自分の左足にしたら、翌日、左足が歩きやすくかるい。反対に右足が動かしにくくてしょうがないので、右足もかけてみたら両足ともにかるくて、「この機械いいな」とあらためて実感しました。

電気灸頭鍼導入

新しく電気による灸頭鍼の機器を導入しました。

鍼の上にもぐさをつけて、長いあいだ循環が悪くコリがある場所を温めて治療していました。

もぐさの熱では自然の熱のため、気持ちがいいのですが安定した温度がだせずに苦労しました。

この治療器具はもぐさの気持ちよさを再現しつつ、火傷もせず安全で効果の高い治療をすることができます。

急に寒く

おいしい新米の季節です。

急に寒くなり患者様の中でも季節についていけなく体調を崩したり、冷えて腰を痛めたりする方がいます。特にお腹の問題を起こす方が多くいます。自律神経系が変化についていけない状態です。

こんな時には、お腹を温めることが必要です。カイロなど火傷に気をつけてお腹に当ててみてください。軽い症状の方はこれだけで調子が整います。ぜひやってみてください。

鍼灸治療とは

鍼やお灸でなぜ治せるか?

答えは脳がかかわっています。

脳からの命令で様々な物質を放出し手足や内臓の動き、臭いや痛みなどの感覚がわかることができます。ストレス、感染、ケガなどでこの命令が伝わりにくくなると不快な症状が長く続くことになります。

鍼灸治療により脳への血流を増やし混乱している命令を正しくすることで、不快な症状を治すことができます。

花粉症

さくらの花がとてもきれい

この時期、花粉症の患者さんが、多く来ます

花粉症のツボは、鼻の近く

主に使うのは、3か所

小鼻のヨコと、眉間

一番細い顔用の短い鍼を使い、刺したのもわからないほど

初めて花粉症の治療した方は、いつもより症状が軽いとよろこんでいます。